硬筆書写技能検定6級に合格しました-体験談とおすすめテキストの紹介-

2021年7月15日木曜日

検定

硬筆書写技能検定は1級から6級まであります。

私は今回、6級を受験して無事に合格することができたので、体験談を紹介します。

硬筆書写技能検定6級合格証
硬筆書写技能検定6級合格証


硬筆検定6級

私は昨年の夏、青山浩之先生の「きれいな字の絶対ルール」を読んで本格的にペン習字を開始しました。


すでに30歳を過ぎていましたが、「文字年齢5才」と自虐するほどの下手さでした。

当時の私は通信講座など受講しておらず、市販のテキストのみの学習だったため、何か練習のモチベーションになるような目標を探していました。

そこでなんとなく「ペン習字」「資格」と検索してみたところ、硬筆書写技能検定という試験があることを知り、まずは6級を受験してみようと決意しました。

6級は小学校1年生以上から3年生位のレベルです。

超初級ですが、自分のレベルを考えてまずはここからと決めました。

受験申し込みは日本書写技能検定協会ホームページから行います。

受験料は900円。

合格率は97.7%とのことですが、私はSNSで受験宣言をしていたので、もしこれで落ちたらカッコ悪いなーと思いながら一生懸命勉強しました。

参考書についてですが、6級専門のテキスト・問題集は市販されていないので、私は「硬筆書写技能検定の手引きと問題集」から情報を集めました。

硬筆書写技能検定の手引きと問題集
硬筆書写技能検定の手引きと問題集

この問題集には1級から6級まで各級に関する情報がまとめられています。

※「硬筆書写技能検定の手引きと問題集」は現在販売停止(楽天の電子書籍は購入可)となっていますが、「硬筆書写技能検定公式テキスト」というタイトルで、ほぼ同じ内容の新しいテキストが発行されました。

硬筆書写技能検定公式テキスト
硬筆書写技能検定公式テキスト

テキストには合格ラインの模範解答も掲載されているので、受験前に一度目を通しておくことをお勧めします。

文部科学省後援 硬筆書写技能検定 公式テキスト1980円
  ※価格が異なる場合があります。最新の情報はサイトをご参照ください。



ちなみに日本書写技能検定協会ホームページから過去問を購入することもできますので、こちらもチェックしてみてください。

実際にはこんな勉強をしていました。



試験当日

今回は日本書道専門学校が会場でした。

試験会場(日本書道専門学校)
試験会場(日本書道専門学校)
教室に入ると級ごとに部屋や机の列が分かれていました。

私が受験した6級の受験者は7人ほどで、私以外は全員小学校低学年ぐらいの子供でした。
そのため当然親御さんも同伴されており、いい歳したオッサンがその場所(6級の列)に居ることに違和感をもたれたんじゃないかなと思います。笑

そんな気まずい気持ちになりながらも念願の検定試験を受験。

合格ラインは400点満点中240点とのこと。

試験時間は40分で問題は実技問題4問。

1問目は漢字2字、2問目はひらがな3字、3問目はカタカナ5字、4問目は漢字仮名交じりの言葉5字という内容でした。

初検定で緊張していましたが、時間には余裕があり、落ち着いて書くことができました。

ちなみに早く終わった人は途中退室が可能とのこと。

私は午後から毛筆の検定も受ける予定だったので、途中退室して午後の試験に備えました。

結果発表

試験を終え約1ヶ月、協会から合格証が届きました。

硬筆書写技能検定6級合格証
硬筆書写技能検定6級合格証

合格証が届くとやっぱり嬉しいですね。

これを励みにコツコツ練習していこうと心に決めました。


まとめ

今回、独学のペン習字で硬筆検定6級に合格することができました。

検定対策として行っていたのは、ひらがな・カタカナなど基礎的な部分の練習です。

実際に出題された問題でもひらがな・カタカナの占める割合は多く、基礎の大切さを実感しました。

一部漢字も出題されますが、縦画・横画を中心とした基本的な字が中心なので、試験対策としてはひらがな・カタカナ中心で大丈夫だと思います。

日本語はひらがなが7割とも言われているので、きれいな字を書けるようになるために今後もひらがなはしっかり練習していきたいと思います。

それでは今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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名前:桐敷たかを
ペン字通信講座とペン字上達法の研究が趣味。

硬筆・毛筆書写技能検定1級合格を目指しています。

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