硬筆書写技能検定5級に合格しました-体験談とおすすめテキストの紹介-

2021年8月11日水曜日

検定

硬筆書写技能検定は1級から6級まであります。

私は今回、5級を受験して無事に合格することができたので、その体験談を紹介します。

硬筆書写技能検定5級 合格証
硬筆書写技能検定5級 合格証

硬筆書写技能検定5級

私は独学で硬筆検定6級に合格した後、日ペンの通信講座を受講することにしました。

通信講座の抱負には検定の事を書いていました。

日ペン通信講座の抱負

「1級ずつ上を目指していく予定です」

この目標を達成するため、今回は1つ上の5級に挑戦しました。

試験対策

当時は5級に特化したテキストがなかったので「硬筆書写技能検定の手引きと問題集」で試験に関する情報をチェックしました。

硬筆書写技能検定の手引きと問題集
硬筆書写技能検定の手引きと問題集

この問題集には1級から6級まで各級に関する情報がまとめられています。

※「硬筆書写技能検定の手引きと問題集」は現在販売停止(楽天の電子書籍は購入可)となっていますが、「硬筆書写技能検定公式テキスト」というタイトルで、ほぼ同じ内容の新しいテキストが発刊されました。

硬筆書写技能検定公式テキスト
硬筆書写技能検定公式テキスト

テキストには合格ラインの模範解答も掲載されているので、受験前に一度目を通しておくことをお勧めします。

文部科学省後援 硬筆書写技能検定 公式テキスト1980円
  ※価格が異なる場合があります。最新の情報はサイトをご参照ください。


上記問題集によると、5級の試験は試験時間50分、受験料1200円、小学校3年生以上の中・高学年レベル。

実技問題4問、理論問題1問。合格率は96.3%とのことです。

問題集をチェックして少し不安になったので、さらに日本書写技能検定協会ホームページから過去問も購入しました。

過去問を1年分購入すると、試験の解説とポイントをまとめたものが付録としてついてきます。

過去問の付録(硬筆5級試験の解説・ポイントのまとめ)
過去問の付録(硬検5級試験の解説・ポイントのまとめ)

こちらも参考になりました。

※追記 
日本書写普及協会が出している硬検5級対応のテキストを発見したので、購入して内容を確認してみました。

公式テキストではありませんが、出題形式に対応した良いテキストでした。

これから受験する方はチェックしてみてください。

硬筆検定5級対応 基本ペン習字
基本ペン習字 定価770円

テキストの内容
実際の出題形式に対応した内容になっています

えんぴつで書く基本ペン習字: 文部科学省後援硬筆書写検定五級対応 770円
  ※価格が異なる場合があります。最新の情報はサイトをご参照ください。



現在は5・6級に対応したテキストも販売されています。

硬筆書写技能検定5級・6級のドリル 書き込み式練習帳

しっかり身につく!硬筆書写技能検定5級・6級のドリル 書き込み式練習帳 【オリジナルボールペン付き】2680円
  ※価格が異なる場合があります。最新の情報はサイトをご参照ください。



ちなみに受験当時、私の実力はこのぐらいでした。


試験前に書いた字運(見本なし)の書写ツイートです。

試験当日

会場到着。

東京会場は練馬区役所会議室でした。

硬筆書写技能検定試験会場
試験会場

会場には試験開始30分前から入れるので、私は少し早めに会場入りしました。

中に入ると室内は緊張感が漂っていたので、ひとまずトイレを済ませて精神を統一してから着席しました。

試験開始

硬筆書写技能検定試験本番
硬筆書写技能検定試験

試験が始まったら理論問題から解答していきました。

先に理論を済ませて、残りの時間は集中して実技問題に取り組みたかったからです。
理論は書き順の問題。

○×形式で解答します。

基本的な筆順の問題なので、それほど難しくありませんでした。

続いて実技問題。

1問目は漢字かな混じり5字、2問目は漢字かな混じり16字、1字ずつマス内に書いていく問題です。

3問目は横書き課題。

罫線で区切られた4行の枠内に収まるように書いていきます。

最後の4問目は漢字かな混じりの文を縦書き2行に書く問題。

こちらはマスや罫線がないため、文字列が曲がらないよう注意して書きました。

結果発表

1ヶ月後、日本書写技能検定協会から合格証が届きました。

硬筆書写技能検定5級 合格証
硬筆書写技能検定5級 合格証

これでまた1つ目標達成です。


まとめ

今回、硬筆検定5級を受験し、無事に合格することができました。

日ペンの通信講座もほぼ終盤に差しかかった頃に受験したため、5級(小学校高学年レベル)は少し易しすぎたかな?という感じでした。

次回は4級。

試験のレベルはどんどん上がってくるので、それに合わせて練習も頑張っていきたいと思いました。

それでは今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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名前:桐敷たかを
ペン字通信講座とペン字上達法の研究が趣味。

硬筆・毛筆書写技能検定1級合格を目指しています。

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