【日ペンで毛筆を習う】競書誌「書の光」のはじめ方-購入→添削→出品→昇級(写真版)までの流れを紹介-

2022年10月30日日曜日

競書誌 日ペン 毛筆

「書の光」とは日ペンの毛筆会派である日本書道学院が発行している競書誌です。

今回、書道初心者の私が「書の光」の購読を開始し、写真版として掲載されるまでに至ったので、その体験談を紹介します。

「書の光」(書道はじめてキット)購入のきっかけ

私は書道漫画「とめはねっ!」を読んで書道に興味を持つようになりました。

どこで書道を習おうか色々調べてみたところ、日ペンの毛筆会派「日本書道学院」が発行している「書の光」をみつけたので、これを購読してみることにしました。

「書の光」は雑誌のオンライン書店Fujisan.co.jpで1冊ずつ購入することもできるんですが、私は書道初心者なので、がくぶんのホームページから初心者でも安心してはじめられる「書道はじめてキット」を申し込むことにしました。

「書道はじめてキット」は

・書の光6ヶ月分
・添削6回
・氏名お手本
・筆1本
・書道入門手引き

がついている初心者にはお得なセットです。

値段は税込9,400円。

通常は1冊の誌代が900円、添削1回1000円なので、2000円以上お得になっています。

セットの内容を公開

初回にはこのようなセットが届きました。
書道はじめてキットの内容
書道はじめてキットの内容
こちらは氏名お手本。

氏名お手本
氏名お手本


出品する作品は氏名も審査の対象になるので、お手本を入手することは大切です。

書道入門の手引きはこんな感じ。

書道入門の手引き
書道入門の手引き

これがあれば筆を使ったことがない人でも書道に挑戦することができます。

ちなみに作品を出品するにあたって疑問があったので、以下の2点について事務局に問い合わせて確認しました。

①出品する際に作品を書く用紙はどうしたらいいか?

自分で買った半紙を使用してOKとのこと。

②作品を郵送する際、封筒に入れるために作品を折り畳むことになるが大丈夫か?

→折り畳んで入れてOKとのこと。

事務局の人はとても親切に対応してくれました。

ありがとうございました。


実際に添削を依頼してみた


「書の光」には

①漢字部
②かな随意部
③かな条幅部
④調和体条幅部

の4部門があります。

私は初心者なので漢字部から挑戦してみることにしました。

まず「書の光」に掲載されている原寸大(半紙)のお手本を見ながら、実際に作品を書いていきます。

そして完成した作品がこちら。

添削を依頼する作品
添削を依頼する作品

添削を依頼するので左下に添削券を貼り付けています。

作品を郵送する時はこのように折り畳んで、

折り畳んだ作品

封筒に入れて郵送します。

作品を入れる封筒


そして添削されて返ってきた作品がこちら。

返却された作品
返却された作品

字形についてはお褒めの言葉をいただきました。

筆使いについては終筆の部分に指摘が入ったので、アドバイスを参考にしながら書き直してみることにします。

そして書き直した作品がこちら。

書き直した作品
書き直した作品

添削前よりも終筆を意識した良い作品がでたので、これを実際に出品してみることにしました。

出品するときは添削と同様に半紙を折り畳んで封筒に入れて郵送します。

締め切りは毎月10日。

ペンの光よりは少し余裕がありますが、期限に間に合うように余裕を持って提出しました。


結果


結果は2ヶ月後の「書の光」の紙面で発表されます。

2ヶ月後の「書の光」を確認してみると、、、

ありました!

結果(昇級)

書の光は7級からスタートですが、名前の上に「○」がついているので、6級に昇級です。

写真版掲載

写真版にも選ばれて紙面に作品が掲載されていました。

これは嬉しいですね。

丁寧な添削に感謝です。


まとめ


今回は「書の光」の購入→添削→出品→昇級(写真版)までの流れを紹介しました。

私は書道を習った経験がありませんでしたが、丁寧な添削のおかげて無事に昇級(写真版)することができました。

添削で字形を褒めていただきましたが、硬筆(ペン習字)経験のある人はある程度きれいな字の形を理解しているので、筆使いを少し練習するだけで毛筆もすぐに書けるようになるのではないかと思います。

また、日ペンの通信講座や競書誌「ペンの光」をやっていた私にとっては、日ペンの字形で毛筆を学べることがとてもありがたかったです。

興味のある方は是非「書の光」で毛筆にも挑戦してみてください。

それでは今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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プロフィール

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桐敷たかを
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名前:桐敷たかを
ペン字通信講座とペン字上達法の研究が趣味。

硬筆・毛筆書写技能検定1級合格を目指しています。

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