桐敷たかをです。
私はペン習字で腱鞘炎になった事があります。
ペン習字で腱鞘炎?と思われるかもしれませんが、練習をしすぎたり、慣れないペンの持ち方を試したりした時に、指や手首を動かす筋肉が硬くなって、腱鞘炎を起こしてしまうリスクは十分にあります。
私も腱鞘炎になった時は地味な痛さが2週間以上も続いて困りました。
家事など他の日常生活にも影響するし、ペン字の練習もできないし、本当に嫌になります。
もう二度となりたくないので、私はそれ以来、練習の合間に腱鞘炎予防のストレッチを行うようになりました。
そこで、今回は私が練習の合間に行っているストレッチを紹介します。
そこで、今回は私が練習の合間に行っているストレッチを紹介します。
ペン習字で腱鞘炎が起こるメカニズム
関節が動く仕組みと腱鞘炎
まず関節が動く仕組みから説明します。
①力を抜いている状態
この図は筋肉の力が抜けている状態を表しています。
力が抜けているため、関節は動いていません。
②力を入れている状態
この図は筋肉に力が入っている状態を表しています。
力が入っているので、筋肉が収縮して縮んでいます。
そのため、筋肉にくっついているひもが骨を引っぱり、骨が持ち上がっています。
関節はこのような仕組みで動いています。
図をよく見ると、筋肉についているひもは腱鞘という筒状の管を通っているのがわかります。
筋肉が収縮するたびに、ひもが引っ張られて腱鞘の中をスルスルと滑って動くのですが、オーバーワークなどでここにストレスがかかりすぎると炎症を起こし、腱鞘炎になります。
腱鞘炎を予防する方法
練習で使った筋肉は縮んで硬くなります。
この状態では腱鞘にストレスがかかりやすくなります。
そこで、腱鞘にストレスをかけないようにストレッチをして、筋肉を柔らかい状態に戻す事が大切になります。
それでは具体的な方法を紹介します。
ペン習字における腱鞘炎予防のストレッチ
私が実践しているのは以下の2つです。
前腕のストレッチ①
写真のように指の付け根辺りをつかみ、手のひら側に手首と指を曲げます。
手の甲側の筋肉が伸びるので、痛みのない範囲で20秒ほどストレッチを行います。
前腕のストレッチ②
同じように肘を伸ばして構えます。
写真のように指をつかみ、今度は手の甲側に指と手首を曲げます。
手のひら側の筋肉が伸びるので、痛みのない範囲で20秒程ほどストレッチを行います。
まとめ
今回は腱鞘炎予防のストレッチについて紹介しました。
腱鞘炎の心配がないという方も、腕の筋肉が凝っていると手の感覚に集中できなくなり、書く字に影響するかもしれません。
筋肉が凝らないように、普段からストレッチを行う習慣を身につけましょう。
また、もし腱鞘炎を疑う痛みが出てしまったときは、無理をせず病院を受診してください。
何か他の原因があるかもしれないので、腱鞘炎であると自己判断しないことが大切です。
怪我の予防をして楽しく健康にペン習字をしたいですね。
それでは今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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