さて、今日のテーマは「モチベーション」です。
ペン字練習帳を買ったはいいけど、最後まで終えられず放置してしまったことがある。
という方も多いのではないでしょうか?
実は私も10年前にとある会社のペン字講座を受講し、1ヶ月も経たないで挫折した経験があります。
私は元々飽きっぽい性格だったんです。
それから10年の時が経ち、現在はペン習字を再開して3年以上練習を継続しています。
それから10年の時が経ち、現在はペン習字を再開して3年以上練習を継続しています。
この3年間で3つのペン字通信講座を卒業しました。
どうしたら練習のモチベーションを維持できるのか。
今回の記事では挫折してしまった10年前の私と、継続できている現在の私を比較して、どうしたら練習のモチベーションを維持できるのか、私なりの考えを紹介していきたいと思います。
テキストに書いてあったきれいに字を書く際のポイントなどはあまり覚えていません。
ただ一生懸命なぞり書きの練習をしていました。
もし、それが子供の頃であれば「習うより慣れろ」という言葉の通りに、なぞり書きの反復練習で体に覚えさせる、有効な練習方法だったかもしれません。
しかし、大人になると単純な記憶力は低下してくるため、丸暗記のような学習は適しません。
つまり、大人になった私には、なぞり書きで反復練習する方法は合っていなかったのです。
これではなかなか上手くならない。
そして「上手くならないからつまらない」という思考に陥り、挫折してしまいました。
ちなみに最近読んだ阿久津先生の本「練習しないで、字がうまくなる!」に、「ペン字の通信講座は添削の先生に支払う人件費を節約するために、途中から課題の難易度を急に高くして受講者をやめさせるようにできている」というようなことが書いてありました。
通信講座を運営している会社も良心的な会社ばかりではないんですね。
ほとんどの業者はちゃんとしていると思いますが、上記のような業者もいるということを知っておいた方がいいでしょう。
挫折した10年前の話
反復練習
10年前の私は、通信講座で一生懸命なぞり書きの反復練習をしていました。
テキストに書いてあったきれいに字を書く際のポイントなどはあまり覚えていません。
ただ一生懸命なぞり書きの練習をしていました。
もし、それが子供の頃であれば「習うより慣れろ」という言葉の通りに、なぞり書きの反復練習で体に覚えさせる、有効な練習方法だったかもしれません。
しかし、大人になると単純な記憶力は低下してくるため、丸暗記のような学習は適しません。
つまり、大人になった私には、なぞり書きで反復練習する方法は合っていなかったのです。
これではなかなか上手くならない。
そして「上手くならないからつまらない」という思考に陥り、挫折してしまいました。
ちなみに最近読んだ阿久津先生の本「練習しないで、字がうまくなる!」に、「ペン字の通信講座は添削の先生に支払う人件費を節約するために、途中から課題の難易度を急に高くして受講者をやめさせるようにできている」というようなことが書いてありました。
通信講座を運営している会社も良心的な会社ばかりではないんですね。
ほとんどの業者はちゃんとしていると思いますが、上記のような業者もいるということを知っておいた方がいいでしょう。
自分を受け入れていない思考
そして、もう一つ。
私はこの時、「社会人になってこの汚い字じゃまずい」という理由でペン字を始めていました。
「今のままでは良くない、なんとかしなければいけない。」という少々ネガティブな理由でした。
今の自分を受け入れられていない状態です。
自分を受け入れられていないと、高すぎる目標を設定して挫折したり、無理のしすぎで何か不健康な事が起きたりしやすくなります。
私はこの時、一刻も早くきれいな字になりたいと思っていたため、通信講座のカリキュラム通り、6ヶ月で見本と同じような字を書けるようになる事を目標にしていました。
とても高い目標です。
私の性格上、無理をしすぎる事はできず、挫折しました。笑
それが私の挫折した苦い過去です。
継続できている現在の話
理論を学ぶ
それから10年、私は再びペン字を再開しました。青山先生の著書「きれいな字の絶対ルール」と出会ったからです。
この本には「こうすればきれいに書ける」という理論が書いてあり、字に対して自信をなくしていた私に「これなら出来そうだ」と思わせてくれました。
大人になったら単純な反復練習よりも、美文字ルールなど理論を覚えながら練習した方が絶対に効率がいい。
今回は効率の良い学習法で、練習の効果を実感しながら学習できました。
練習をしながら実際に上手くなっている未来を想像することができたので、ペン字に取り組むモチベーションを維持することができました。
自分を受け入れ前向きに
また、今回はペン字に取り組む動機も前回と違います。
ペン字を再開したばかりの頃は、「下手な字をなんとかしなきゃ」というネガティブな動機だったかもしれませんが、少し上達を感じられるようになってからは「ペン字が楽しいからやる」という動機になっていました。
自分を受け入れて、現実的な目標を立てながら練習に取り組めるようになったのです。
人間は本来、辛い事を我慢できないようにできています。
政治の話でもなんでもそうですが、人間をコントロールしようとする場合、おいしい、楽しい、カッコいい、おしゃれなど人間なら誰でも持っているであろう単純な欲求を動機付けとして使うのが一番です。
〜ならこうあるべき!というような、立派な動機もありますが、そのような動機では、私の経験上、上手くいかないし、上手くいっても長続きしないと思います。
実際、私は「きれいな字を書いて周囲の印象をよくしたい」「オシャレにペン字をしたい」など、邪な動機でペン字に取り組んでいますが、これも私のペン字を継続するモチベーションになっています。
仲間がいる
最後にSNS。
X(旧Twitter)を始めたのも今回からです。
参考ツイート↓
褒められると嬉しいからつい頑張っちゃいますね(^^)— 美意識高男@文字年齢5才 (@takaobiisiki) February 24, 2020
ちなみに僕は褒められたときは嬉しいからまた練習、
褒められなかったときも悔しいからまた練習
しています💪🏻
仕事でも、講座の添削でも、人に字を見せる機会を持ち続けたい。
てか今日からテキスト2に入りましたが、平仮名以上に集中力いる💦 pic.twitter.com/2XPlBxLy8y
日々、人との交流の中で感情を刺激して、やる気を燃やしています。
ただ、私もペン字好きだからといって、ペン字だけやって生きている訳ではありません。
人生様々なことがあり、数週間ペン字から遠ざかってしまうことがありました。
10年前の私だったら、ここでペン字を挫折していたかもしれません。
しかし、現在の私にはSNSがあります。
忙しさに追われ、ペン字から遠ざかっていることに危機感を感じてはいましたが、私はあえて無理にペン字に取り組む事なく、現実のやるべき事に専念しました。
不安や心配事を残していたらペン字の練習に集中できないし、X(旧Twitter)を開けばいつでもペン字の世界に戻って来れると思ったからです。
そして、生活が落ち着いた頃にまた戻ってくると、そこには以前と変わらずペン字を頑張っている人たちがいました。
みなさんの頑張っている姿が力になり、私はまたペン字の世界に戻って来る事ができました。
一緒にペン字を頑張っている仲間がいることは大切です。
このことはモチベーションの維持に限った話ではなく、上達の喜びなど、ペン字をやることによって生じる様々な感情を共有し、ペン字をより楽しいものにしてくれます。
まとめ-モチベーションを維持する3つのコツ-
今回は「どうしたらペン字練習のモチベーションを維持できるのか」というテーマで記事を書きました。
ポイントを整理すると、
②自分を受け入れ、現実的な目標設定をする
③仲間を作り、ペン字で得られる喜びを共有する
以上の3つがモチベーションの維持に必要な要素になります。
ペン習字を継続する自信がないという方は上記3点を意識して練習に取り組んでみてください。
きっと継続できると思いますよ。
それでは今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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